千  代
 一駅前の金野とともに「縁起がよい名前の駅」として知られているらしい駅です。飯田線ではこの他に「鼎(かなえ)駅」が縁起がよい名前とされています。ある鉄道資料の本に日本中探せば「金野千代」という名の女性がいるかもしれないって書いてあったけど、それって鉄道の紹介か〜?この駅も例に漏れず駅前に何もない駅です。
                 なぜ、飯田線南部の駅は、駅前に何もないのか?

 南部の駅の駅前に何もない!と言う現象は鉄道が鉄道サイドの事情で川沿いの一定の高さを走っているのに対し、実際の町や集落は人の住みやすい場所や自動車道沿いにあるという実状。元々は人が住んでたのにダムに水没して村ごとなくなったなどの理由により起きたと推測されます。

 駅前に車で乗り付けられない!という、聞き流すと「田舎じゃ当たり前じゃないの?」と感じることも、北海道の原野にある駅でさえ駅前に車が付けられる事を思い起こせばかなり特殊な状況であると気が付くでしょう。
 飯田線ではざっと見渡しても、小和田や田本、すぐ横にと言った意味では為栗など、いくつも「車で乗り付けられない駅」が存在しています。
 片面ホームと開放型の待合いだけの駅です。周囲には民家1軒見えません。
 千代駅自転車置き場です。この少し上に自動車も2台くらい駐まれるスペースがあります。
 これが千代駅前通りです。この角度からでは駅があることさえ知らなければ分からないでしょう。県道には千代駅入り口の案内表示のたぐいは一切無く、集落の入り込むのが躊躇されるような細い道を進むと駅に至ります。
2004年夏車で訪れた際、村民の方に駅への行き方を尋ねたところ、「何年か前はこの道を車で駅まで行けた」との回答が帰ってきました。
・・・と言うことは、ここ何年かは駅に行ってないってことですよね。