伊 那 市
 スタンプツアーの終着駅です。駅前の情景はOVAそっくり!改札を出てから右手を見ると、鳥坂の高笑いと共に轟天号が走ってきそうですね。左手を見ると西園寺ツーリスト伊那市営業所が・・・・ありません。
 南信州とりわけ伊那地方は昆虫食という特異な食文化があり、おみやげ物屋ではカイコ・蜂の子・ザザ虫(カワゲラの幼虫)・イナゴなどが並んでいます。ホームにはスタンプにも紹介されている水車がありますが、粉挽きなどの役に立っているわけではないようです。
左 伊那市駅の旧スタンプです。
右 新スタンプの図柄です。
 西園寺ツーリスト伊那市営業所はないので、このスタンプをもってゴールのスタンプとしましょう。
 終電までにたどり着けましたか?

 旧スタンプに紹介されている「伊那節」ですが、最近は関係を考慮してか、本来の歌詞の一部を「伊那の余り米」から「伊那のお蔵米」と変えて歌っているようです。
 新スタンプには、市内にある春日城址公園ではなく、なぜか高遠城址公園が書かれています。
 城跡とまんじゅうしかない高遠へは、伊那市駅近傍のバスターミナルからバスが出ています。本数も多いので時間がある人は立ち寄ってみましょう。高遠のバスターミナルから歩いていける距離に立ち寄り温泉「さくらの湯」があります。
 駅前から向かって右方向を見通した写真です。奥のパチンコ屋の右側から轟天号が鳥坂の高笑いとともに突進してきたのでした。
 中央奥に見えるビルが伊那ステーションホテルで、格安のビジネスホテルとして青春18切符旅行者に親しまれていましたが、閉館しました。
左 スタンプの図案になっている、ホームの水車です。そのむこうは粉挽き小屋ではなくトイレです。駅名物だったこの水車も、駅そば屋の撤去に合わせて取り壊されました。

右 駅の改札の外から見たトイレ。手前の張り出しは車いすでも利用可能。かなり昔からバリアフリーを実現していて、大変好感が持てますね。
 伊那ステーションホテルの客室から見下ろした飯田線です。部屋番号によってはこのようはロケーションが得られました。南部ではあれほど山の中を通っていた飯田線と同じだとは思えないほど、ひしめき合った民家の間を列車が通っています。伊那市駅とお隣の伊那北駅は駅間距離が短く徒歩での移動も容易です。また伊那市の繁華街(飲屋街)は伊那市〜伊那北の間にあります。
 
おまけ
 スタンプツアーは伊那市駅がゴールですが、飯田線は辰野間で続きます。そこで伊那市以北のスタンプを紹介します。

左 伊那松島のスタンプ。天竜峡のリンゴスタンプ
  と同じロゴがありますね。

右 終点辰野駅のスタンプ。
 スタンプツアーのゴール、伊那市駅です。写真中央に見える高層ビルは駅の後ろに最近出来た信用金庫のビルで、駅そのものは平屋建てです。
       ゴール地点は?

 駅を出て左手を見ると日本旅行の営業所が・・・・西園寺ツーリストではありませんが、これを以てスタンプツアーのゴールとしましょう。
 駅舎側から上りホームを見る。平成15年春から夏にかけ上下線のホームをつなぐ跨線橋の屋根が掛け替えられました。
郷土食と町興し
 飯田のページでもコメントしましたが、食べ物をメインに据えた町興しが各地で盛んに行われています。南信州、特に伊那地方の郷土食として「昆虫」や「馬肉」は有名でしたが、近年「ローメン」と呼ばれる麺が話題になっていて、伊那市は「ローメンの街」として売り出しています。
 駅周辺にあるほとんどの店で食べることが出来ますが、元祖の店は伊那市駅と伊那北駅の間にある「萬里(ばんり)」と言う名の中華料理屋です。この他に「うしお」と言う名の店も有名で、両者は同じローメンでも味が違い、「萬里系」「うしお系」と味の系統を大別して語ることもあります。食べ物については、個人の好みがあるので、一概に美味しいとか、お勧めとか言えませんが、全国どこに行っても味の変わらないフャミレスやファストフードで食事をするより、その地方でしか食べられないものを食べてみるのが旅の醍醐味ではないかと思います。
左 これが萬里のローメンの普通盛り。長崎チャンポンのような深めの皿に、これまたチャンポンのような太くて少し水気のないもさもさした食感の麺に少し甘めのスープで味付けされています。肉はマトンですがマトンの臭みが苦手な人は豚肉のロー麺や、海鮮ロー麺などもあります。好みのより酢・ソース・すりニンニクなどで卓上で味付けします。大盛りになると値段は大して変わらないのに量がいきなり2倍近くになるので注意しましょう。
右 萬里の外観です。昼間からかなり賑わっていますが、店自体はそれほど大きくないので、大人数のグループで行くと入りきらないこともあります

 近年、ロー麺の他に、お隣駒ヶ根の名物である「ソースカツ丼」も元祖は伊那市だ!と主張して、伊那市名物とアピールしています。また、餃子も伊那市の名物だとして、この三本柱で観光パンフレットを作るなど、宣伝に力を入れています。