伊那上郷
 飯田市内巡回ループ電車と競争どっちが早い(楽しいぞ)のゴール駅です。カーブした片面ホームに開放型の待合いがある無人駅で、飯田市街がある段丘をぐるりと回った飯田線は、この駅を出ると天竜川沿いに伊那谷を北上していきます。
 大きな待合室がある無人駅です。屋根のある待合いの中央部分にだけ壁と扉があるこの造り・・・・そう、電車と競争のスタート駅である下山村と同じデザインなんですね。これは単なる偶然なのか、あるいは何かの作為が働いているのか??

 あ〜る達は写真左奥の駅入り口から走り込んできました。現在もOVAと同じ風景を留めている場所です。
 ホーム後端の階段の下に駅の便所があります。
忘れた頃に飯田線のトンネルの話2

 飯田線も南部地域の天竜峡駅まではトンネルに次ぐトンネルの連続ですね。私鉄時代の三信鉄道にあたるこの区間は、俗に「三信地下鉄道」と呼ばれたほどトンネルが多い区間です。
 さて、トンネル入口のコンクリート面に掲げられた茶色の看板に、そのトンネルの名前と長さ、豊橋からの一連番号が書かれていることはすでに紹介しましたが、では飯田線最後のトンネルはどこにあるのか?その番号は??
 実はここ伊那上郷を出発して程なく、飯田線の最後となる「上郷トンネル」があります。その番号は138。最後を飾るトンネルとしては少々短くて寂しい気もしますが、掲げられた看板がそれを示しています。
 実際に列車に乗ったときは、先頭車両の運転席の後ろに張り付いて見るとよく観察できますね。実際にそうしている鉄道ファンを見かけることもありますが、その行為を「やもり」と呼び、やもりをすることを「やもる」と動詞化して呼びます。