川  路
 飯田線で近年もっとも変化した駅です。駅舎が建て替えられた・・・なんてものじゃなく、線路そのものが少し移動して、それに伴い場所まで変わってしまった駅です。
 これが新しくなった川路駅です。何で線路が付け替えになったのかというと、その昔ダムによる川底の上昇で大洪水が起こって、この付近一帯の平野部が建物の屋根まで水没したことがあり、その治水対策として大きな護岸堤防工事が行われたのです。その結果、昔の線路と駅は計画されていた地面よりも下にあったため、新たに築いた堤防の上に線路を敷き直し駅を移動したのでした。この移転で厳密に言うと飯田線の営業距離は何百メートルか短くなってると思います。

 ちなみに昔は木造平屋建ての駅でした。
左上 ホームから天竜峡方面を望む。郊外の私鉄のような印象の駅ですね。駅もだいぶ高い位置にあるような気がします。

右上 駅周辺は現在も猛烈に工事中で、整備が進んでいます。出来ることなら大きな道の駅でも作り飯田線初のパーク&ライド
    施設なんてならないですかねぇ。天竜峡復活の切り札になるかもしれないし。

 今現在は工事が進行中でもあり、あまり周囲に見るべきものはないように思います。将来が楽しみですね。
← 工事概要の看板を写したので、ちょっと分かりにくいですが、下の青線が現在の飯田線の経路で、上の赤線が旧線の経路です。
 曲線を緩和して線形をよくするとともに、天竜川寄りの築堤上に線路が移されました。
 新線開通前の一コマです。奥に工事中の新線の鉄橋があり、 →
列車は手前の旧線を通っています。
 新線がだいぶ高い位置にあるのがわかりますね。
← これが移転前の旧木造平屋の駅舎です。三六水害の時は屋根の上まで水没したそうです。
 今は地面の下です。