水  窪
 「みさくぼ」と読みます。駅は高台にあり、春は咲き誇る桜が大変きれいです。駅から階段を下り、川に架かった釣り橋を渡った先が水窪の町で、緩やかにカーブした細い街道沿いに、細い格子窓を持つ木造旅館が残る宿場町です。

 街道の中程にある小松屋製菓では、地元の特産品である椎茸を使った「茸羊羹」を売っています。小和田ブームの時に、十二単にあやかった「雅まんじゅう」を作っていたのがこの小松屋製菓です。今でも売っているのか?確認していません。
← 近年駅前に関所をイメージした木製のゲートが作られました。水窪にはスタンプがないのですが、2駅隣の小和田駅のスタンプはここに常備されています。
     桜の時期に、山側の斜面に登って見下ろした水窪駅 →
です。駅前から階段で下りる川沿いには遊歩道が整備されていて、春には花見の名所になっています。
決戦!遠州VS南信州 峠の国盗り綱引き
 遠州(静岡)と南信州(長野)の県境がある「兵越峠」・・・因みに「ひょうごし」と読みますが、一部のパンフや案内看板には「ひょーごし」と書いてある・・・国道とは名ばかりのまるで林道のような3桁国道にある峠で、普段は車もあまり通らない昼なお暗い寂しい所です。
 しかし、年に一度この峠が賑わいます。それは遠州側の水窪町と、信州側の南信濃村が国境をかけて、この峠で綱引きを行うからです。ルールは簡単で「綱引きで勝った方が県境を1メートル相手側に広げられる」というもので、もちろん正式に地図が書き換わるわけではありませんが、両陣営とも領土をかけての熱戦が毎年繰り広げられます。この行事は昭和62年から始まりました。
(左上) 現在は峠の一画が国盗り公園として整備されています。が、あるのは綱引きができるだけの広さのむき出しの平地と、そこに面した斜面にいくつかのベンチだけ(右上)です。何もやっていない時・・・つまり1年でだいたい364日・・・は、これを見ても何も盛り上がらないと言うか、何を見るんだろう。もう少し何かこう公園の名に値するように整備してほしいものです。


 平成13年の第15次合戦時に記念植樹が行われたそうです。碑の周りでそれらしい木を探すと、小さな桜の苗(左写真の黄色い円内)が?13年に植えてこんなに小さい????でも他にそれらしい木はないし?謎は深まるばかりです。この木を植えたのは、何かと話題の長野県知事「田中康夫」氏でした。