天 竜 峡
 飯田線の南部と北部の境界駅で、天竜峡観光の中心地。駅はそれを意識したのか傾斜の急な三角屋根のメルヘン調な作りになっています。駅周辺には天竜ライン遊船の出発港や天竜舟下りの終着港、観光リンゴ園、温泉等があります。ただ、大型バスを止める土地がないので、最近は昼神温泉に宿泊客をとられて、ホテルが相次いで廃業するなど寂れた感じが禁じ得ません。
 山深い景色の中を走ってきた飯田線ですが、ここから先は一変して、視界の開けた天竜川の河岸段丘を走ります。

 駅の周囲は温泉ホテルが点在していますが、廃業したものが多く建物も傷んできています。

 駅前の天竜峡ホテルは¥500で温泉に入れました。でも最近廃業しました・・・・悲しい。
 駅から徒歩1分と至近で便利でした。
 天下に名高い景勝地「天竜峡」も、佐久間ダムが出来る以前の話で、ダムが出来てからは、川底が上昇してかつてのダイナミックな景観が失われたそうです。

 これは現在の姿、今でも結構谷が深くて見応えがありますね。

 川沿いにぐるりと1周できる遊歩道があります。所要時間は40分くらい。上り下りが激しいので、一回りしたあとでホテルの温泉に入るのが賢い遊び方ですね。
 

 最近廃業した天竜峡ホテルです。建物も解体されました。
もう少し橋の向こうまでに歩いた先にあったグランドホテルみやこも廃業し解体されました。
左 これは、上の写真とは少し角度が違いますが、つい最近の駅前です。何が変わったか分かりますか?
 そば屋の横のキヨスク(上の写真で自販機がある場所)が丸ごと無くなっています。駅も寂れてきた・・・・
上 駅から飯田方向を望む。深い谷が開け、天竜川を右手に見ながら広い河岸段丘が開けます。


左上 最近代替わりしたスタンプの図柄です。現在はこのスタンプだけがおかれています。拡大コピーを着色したもので、実際はカラースタンプではありません。

左下 前にあった通常のものより一回りは大きいリンゴ型スタンプです。この他にもう1個丸形があったはずですが・・・

 「さわやか信州」のロゴが、伊那松島のスタンプにもありますので同じ時期に観光キャンペーンで作ったものかもしれません。

 駅脇の踏切を渡った先にある観光案内所の建物。付近の観光パンフレットが一通り置いてありますが・・・何かやる気というか、活気が感じられません。2階には一応資料館がありますが、薄暗くて怖いです。


 一部に有名だった、踏切脇にある謎のおみやげ物や「すみれ」の現状です。改装してたばこ屋として営業再開中。
今も残る三六水害の痕跡
 駅を出て踏切を渡り橋のたもとまでいったら、廃業したホテルの裏手を回り込むように左の小道を川沿いに歩いていくと、これまた廃業したホテル「しぶき」の前にこの碑があります。これは昭和36年にあった大水害の時に碑の上の方にある黒いラインまで水面が上昇したことを示すものです。左の写真にある大きな橋の路面すぐ下まで増水したそうです。
 三六水害に関しては門島駅のページで詳しく解説しています。

天竜峡再生プラン

 寂れる一方の天竜峡ですが、現在再生プロジェクトが進行中です。踏切横の観光案内所は「天竜峡百年再生館」としてリニューアルしました。観光案内所のリニューアルと共に天竜峡資料館を併設しています。

 看板だけでなく、建物自体も綺麗に化粧直し済み。天竜峡再生の起爆剤となるか?今後が楽しみです。