時  又
 天竜舟下りの中間港の時又港の最寄り駅です。古くからの木造駅舎が残っており往時の飯田線を偲ぶにはいい駅ですね。
左  風情のある木造平屋の駅舎です

左下 片面ホームが2面で、列車の上下交換が出来ます。
    これはホームに入線する天竜峡行き列車。

右下 ホーム上の待合い。開放型ですが大きいのは舟下り
    の観光客が多いからでしょうか。 
 
天竜川下りと時又港

 天竜川下りはその昔は更に上流の市田駅そばの市田港から出ていました。現在は川底の上昇に伴い市田からの運行が出来なくなったため伊那八幡から3キロほど離れた弁天港が始発港になっています。そしてこの時又駅のすぐそばにある時又港が中間港になっていて観光客の乗降の便宜を図っています。でも実状は時又港で降りる客ばかりで、ここから乗り込む客は皆無と言ってよいでしょう。天竜川下りの白眉は時又の上流にある急流の「鵞流峡」で、この先終点の天竜峡港までは単調で緩やかな流れになってしまうからです。しかし全く見所がないかというとそうでもなく、カワセミを始め多くの水鳥を間近で見たりできるのですが・・・。
 なぜ終点まで行かないのか?たいして料金は変わらないのに・・・答えは明白!天竜峡には大型の観光バスが乗り付けられる余地がないのです。現在主流の、大型バスで移動しつつスポットで観光施設を見て回るスタイルの観光では、駐車場がないのは致命的なのですね。

 このあたりが天竜峡の凋落に象徴される飯田線観光の問題点であるように思います。
川路駅前に大規模な駐車場施設&駐車券と一緒になった飯田線内フリー切符って出来ないですかね〜。