中部天竜
 山深い渓谷沿いに走ってきた飯田線が久々に出会う大きな駅です。日本初の電源用ダム佐久間ダムへの最寄り駅です。駅名は中部を「ちゅうぶ」と読みますが、駅のある町の名前は同じ字でも「なかっぺ」又は「なかべ」と発音します。
 駅構内には鉄道テーマパークの「佐久間レールパーク」が開設されていて、ここまでの切符を持っていれば見学できます。
もちろん青春18切符でもOK!
 レールパークは飯田線では最大の観光施設ですが、2009年11月で閉園と決まりました。
 駅舎自体は平屋建てで小さくシンプルですが、待合いスペースの椅子が新幹線で使われていたものだったり(上)と、観光駅らしい演出がされています。

 駅前からはトロッコ号の運転日に限り、日祝は1往復、平日は2往復だけ、佐久間ダムへの往復バスが出ていましたが、現在は運行停止されています。
 レールパークの、野外展示スペースにある「クモハ52」です。
その流線型のスタイルから、「流電」の愛称で親しまれていました。飯田線では旧国末期に走っていて花形スターでしたが、これはその当時の姿ではなく、飯田線流入以前のオリジナルに復元された姿です。
 現在は車両の配置が変わったのでこのアングルでの撮影は出来ません。
鉄橋歩き?

 中部天竜駅と、お隣の佐久間駅の間にある天竜川橋梁は、OVAであ〜るたちが歩いて渡っていた鉄橋です。鉄橋の上を歩くのは危険であるばかりでなく、ルール違反ですが、鉄橋の脇に歩行者用の専用通路があるので、そこを歩いて渡るのは誰でも楽しめます。ただ水面からの高さが結構あるので、高所恐怖症の人は辛いかもしれません。
 距離もそう遠くありませんし、南部では列車の間隔も開いているので、レールパーク見学後に次の電車が来るまでの時間を使って歩いてみるのもよいでしょう。
 駅のスタンプは数種類あり、レールパークをデザインしたものは飯田線で走っていた当時の姿のクモハ52が使われています。
他に佐久間ダムをデザインしたものもあります。
 これ以外にあと2種類くらいあったような記憶があります。また、最近新たに1種類追加されました。(一番右)
佐久間レールパークで遊ぼう!
 駅構内に開設されている鉄道テーマパークが佐久間レールパーク!野外展示の鉄道車両や、屋内の鉄道関係資料・書籍、鉄道模型等々・・・飯田線関係のものも多数あり楽しめます。切符を持っていれば見学は自由です。切符がない人は、駅の自販機で入場券¥140(下)を買って入場します。
 飯田線に貨物列車が走っていた頃、それを牽引していた電気機関車ED62です。路盤の弱い飯田線で走れるように、車体中間に1軸車輪を付け足して軸重軽減改造された小型機関車でした。 
トロッコファミリー号

 豊橋〜中部天竜を走る観光列車がトロッコファミリー号です。2台のトロッコ車両と2台の客車を電気機関車で牽引して谷間をのんびり走ります。乗車には指定席券が別に必要です。春から秋にかけての休日運行で、夏休み中は毎日走っていました。特に夏場は人気が高いので事前に指定券を買っておかないと乗れませんでした。牽引する機関車の故障による廃車に伴い、トロッコ車両も廃車になり、運行を終了しました
左 トロッコ車両です。窓というか壁全開の開放感が魅力ですね。
  爽やかな谷間の風を感じて走ります。

上 牽引機EF58。「トロッコ号」のヘッドマークを付けています。
  中部天竜駅で、上り豊橋行きに備えて付け替え作業中です。

 ちょっと桜の枝がじゃまですが、これが天竜川橋梁!あ〜る達が渡った鉄橋です。
 駅を出て線路に沿って道を歩くと5分程で着きます。
小学校の先にある、この線路の土手への登り口が、橋への道です。
 鉄橋に着きました。これを渡るとすぐ先がお隣の佐久間駅です。左にあるのが歩行者用通路。幅は狭い、羽目板は薄くて隙間がある、川面から高さが結構ある!と高所恐怖症の人には辛いものがありますが、どうせ電車は2時間くらいこないんですから、歩いて気分を満喫するのもいいですね。くれぐれも鉄道の方を歩かないようにしましょう。
そろそろお昼にしましょうか?

 朝一番に豊橋を出て、そろそろお昼時ではありませんか?お腹もすきましたよね。では、ここらでお昼ご飯を食べましょう!
 レールパークにくっついて営業しているのは「民話の里」食堂。そば・カレーライス以外に、五平餅や鹿や猪のどんぶりモノもあります。値段は500円くらいからです。

 ここ以外に喫茶店が1軒、まともな定食屋が1軒ありますが、なんと言ってもおすすめは駅を出て左の方に歩くとある「飛竜軒」です。名前もすごいが一見して食堂には見えないたたずまい。くそ暑くてもクーラーのない店内。テーブルが2台しかない狭さ。壁にはお品書きが書いてあるのにそのほとんどが出来ない!店のおばちゃんがものすごく愛想がない!!と他の追随をいっさい許さぬ恐るべき店です。こんな店でシブシブ食事をとるのも旅の醍醐味です。
 橋のたもとにある三信鉄道建設工事の殉職者の碑です。殉職者の数がトンネルが多く難工事だったのを物語っています。
必殺食堂!飛竜軒
 飯田線時代の姿の流電。上の写真と比べると違いがよくわかります。右は流電の運転台。一時期運転台まで入ることが出来ました。

今年のシーズン
で閉園です!